2011年1月28日金曜日

無線LAN 遅いので調べてみた

無線LANを構築していたことは以前に述べているが、現在の状況が見えてきた。

まず無線LANが54Mbpsという速度で理論値300Mbpsが出るよとうたっているルーターを使用しているにもかかわらずという疑問から事は起こった。

調べてみたが原因が何故だかさっぱりかわからない。


メーカーのサイトで調べてみても速度に関する情報を記載している部分もなかったのだが、メーカーサイトのQ&Aの中に隠れているようにあった。


セキュリティAESの設定が必要です。


なんだそれは???


ルーターの仕様にもかかわると思うが自分の使用しているルーターはそうであるらしいとのこと。


セキュリティAESとは何ぞやと少し調べてみることにした。

まず
●WEP
これは初期のセキュリティらしくすぐにクラックされてしまう少し怖いしろもの。
しかし、説明書に記載されている設定方法がこれになっている。
この時点でかなりご立腹になりました・・・
まあ他もしらべよう・・・

●WPA
これはTKIPとAESに分かれるらしい。

まずTKIPはWEPと同様のプロトコル上での改良版で最近ではクラックされるらしいということが判明。
WPA1(TKIP)という表現やWPA1-SPK-(TKIP)とも表現されている。

次に(WPAの続き)AESは改良版で別プロトコルで作成されているセキュリティとのことで
現時点ではこれが安全らしいです。
Q&Aではこのセキュリティに設定しろとのことです。

●WPA2-Mixed
文字から想像するにあたり両方をサポートしているとのこと。


今の時点ではこれを理解しておくと大体の対処が出来るようになることが分かった。


そして親機の設定
・WEPからWPA2のAESに変更
・それと帯域幅を20Mhz固定から20Mhz・40Mhzの自動設定に変更
上記2点を変更後、再起動

子機の設定(PCの子機)
子機はルーター側でステルスモードにしていないので該当の接続名を選択後にセキュリティAESを確認後パスワードを入力して起動

そうすると・・・
近距離で270Mbpsと表示された。
これで謎がとけたのである。

しかし・・・我が家には他にPSP,DSiが2台Wii,テレビ(テレビは今後の課題)が無線接続が出来るのであるが、これがAES対応でなければその端末は使えないことがわかった。

その原因はルーターの機能にも影響する。
同時に複数のセキュリティ設定での通信が可能であればその問題は解決出来るが、自分のルーターは出来ないらしい・・・

これは設定する前に祈ったね・・・


そして試みてみたのだが結果は・・・







全てLAN接続が出来た!!
AES対応機種だったのだ。



少し古いものがあればそれはたぶんダメだっただろう・・・たまたま助かったラッキーな状態だった。
メーカーの簡単設定の説明書の内容がWEPなのがうなずける。
もし他の機器がWEPだけであれば接続が出来ないので無難な選択なのであろう。
説明書もセキュリティの”WPAをつかう場合は”としか説明していないのはなぜなのだろう・・・というか
自分で調べろということなのか?・・・

無線LANを構築する場合の注意点がものすごくわかった。
これからの家庭内ネットワーク構築における基礎中の基礎なのだろう。

無線LANコンバーター(イーサネットコンバーター)、USBデバイスサーバーなどが家庭内ネットワーク構築に含まれる。
さらにはテレビやビデオもそうである。

DLNAで再生できるというのもポイントだろう。

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